飛行機が離陸するとき、私は必ず眠くなる。
眠くなる、なんていう表現は遥かに超えて、まさしく睡魔に襲われる感覚。
あらがいようのない強烈な力で眠りに引き込まれる。
体が角度をつけて上昇を始めるとともに、まぶたが重くなり、
水平巡航に入る頃には意識を失っている。
それから1時間くらい眠る。
これは、ほとんど確実な習慣で、おそらく生理現象と言っていいと思う。
気圧の急激な変化と関係があるのだろう。
半年強振りの帰国。
不思議と緊張感がないというか、国内線に乗る感覚で、乗り込んだ。
直行便かつ機内視聴の映画・テレビ番組が充実した航空会社なので、12時間の飛行はあっという間。
好きな映画を、早送り・巻き戻ししながら、リラックスして観る。
食後のデザートがハーゲンダッツアイスだったり、
飲み物も充実していたりでとっても快適な移動時間だった。
世の中が全くもって便利になったことに感嘆する。
ところで。。
私は、「機上の人」という言葉の、懐古主義的な響きがなぜか好き。
わくわくとする響き。
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